えみため日記 

日はまた昇る! 言霊のさきはふ國 神づまり坐すこの國に 生まれたことのしあはせを♪

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terep1.gif 『舞姫 テレプシコーラ』第一部が終了した時、掲載誌「ダ・ヴィンチ」に多くのコメントが寄せられましたが、作家・荒俣宏氏が、『日出処の天子』の厩戸サンと毛人の架空対談の態で、”「舞姫」讃”を書いてゐました。
 手元にないので記憶からですが… 毎回「テレプシ」だけタチヨミして、「ダヴィンチ」買つてないのまるわかり(^^);
厩戸「わたくしを凌ぐものが現れたと申すのか? 人にして神であるこのわたくしを?」
毛人「はい。只人にして、舞の道に精進するおとめごらは、生身しょうじんの菩薩にございますれば」

 …といふやうなことだつたと思ひます(^^) 
 おとめご達には、厩戸皇子のやうな神通力?はないけれど、あたりまへの人間として、苦しみながらも舞の道によろこびをみいだしていく。それこそが、地上の奇跡、菩薩の行と。うーん、荒俣宏らしい(^^)

 バレエ教師として研究所を経営する母のもと、篠原千花(ちか)と六花(ゆき)はそれぞれに”舞の道”に邁進しますが、素質に恵まれ将来を嘱望される姉の千花は、度重なるアクシデントに思はぬ蹉跌を経験。妹の六花は想像力豊かですが、生まれつき股関節に不具合を抱へ、いちどはバレエを諦めたり、とその道は平坦ではない――
 
 しっかしこの”泣き虫菩薩”、ヒロインのひとり六花(ゆき)ちゃんのヘタレなこと…もう、のび太か六花ちゃんか、てくらゐ(^^); 読んでて1ページおきに泣いてるやうな印象なんですけど。
 でも、泣いたりヘコんだりしながらもかくじつに、成長してゐるんですね…

yuki4.gif yuki3.gif
左・六花ちゃん 右・千花ちゃん めつたに泣かない頑張りやさんが、肩震はせてゐるのはほんと切ない
 
 読んでて思ふのは、作者・山岸涼子は、すつかり六花の”親”目線だな、と。
「千の花咲く春生まれの千花」「雪の降る日に生まれた六花」といふ名づけにも、深い愛情が感じられて…
 中学受験の日、思はぬ大雪に不安がる六花に、母の千恵子サンが言ふ言葉、
「六花の生まれた日も こんな雪の降った日なのよ」
 これがすうーっと心に沁み込んで… 忘れられないひとコマです。

yuki1.gif

 やっぱ、”愛”なのかな。ものがたりのイノチは…(^^)

 しかし、愛ゆゑに?かくも苛酷な運命をおとめごたちに強ひますか? この物語の創造神は??

 第一部の末尾、思ひもかけぬ「非情な」展開に、愛読者の受けた衝撃は計り知れず…
 ワタクシも、まさか? まさかああ!!!!! と思ひました(ToT)
 ブログに「あ、チクショー、なんでマジで落ち込んでんだオレ。これフィクションぢやねーか」と書いてゐるヒトをみつけたときは、ああご同輩!とちょつと嬉しかつたりして…

 それでも、愛、なんですね(ボソッ)(´・ω・`)  

 現在「第二部」が連載中、ちょつと大人びた?六花がローザンヌのコンテストに参戦中ですが… 山岸せんせい、月刊で休載ちうのはヒジョーにつらいんですけど! お願ひしますよもう!(`・ω・´)

yuki5.gif
近頃あつさりしてきた描線に、「絵の劣化」をいふヒトゐますけど…
カラー絵の素晴らしさはますます洗練を加へてきてゐるやうに思ひます(^^)
なにか、日本画みたい…

この絵、千花ちゃんかな?



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