えみため日記 

日はまた昇る! 言霊のさきはふ國 神づまり坐すこの國に 生まれたことのしあはせを♪

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 四月一日、新年度の始まりといふことで、元旦についで、今年の抱負を思ふとき、です(^^)
 いぜん文章教室の先生が、「ボクが先輩に言はれて心がけとんのは、いちにち30分でもエエから、まいにち古典をよむといふことやね」と仰つてました。
 それ、いいかも。やつてみようと思ひながら、なかなかスタートが切れませんでした(^^);   新年度、を機会にはぢめてみようかしら…
sakura1.gif 春といへば桜。
 いまだ、あのOSKミュージカル”桜彦翔る!”のテーマが
  ♪さぁくぅらよぉ さぁくらぁ…
と脳裏によみがへるワタクシ(^^); としましては、ここは「桜」つながりで、西行法師の「山家集」などにとっついてみようかしら? と思つたのですが、岩波文庫でも講談社学術文庫でも、ないなあ「山家集」…と文庫の棚をみてゐましたら、こんな本が。
 山田孝雄(よしお)著『櫻史』(おうし)(講談社学術文庫)
 もとは昭和16年に出た本ですが、国文学の泰斗・山田孝雄が「櫻」をテーマに上古から現代(昭和初頭)までの国文学を語るといふもの。
”古典文学のガイドつき桜ツアー? いいぢやんそれ!!
とイチもニもなくとびつくケーハクなワタクシ(^^);

 まづ、冒頭はかうです。

 櫻史まさに公にせられむとす。時正に櫻花爛漫たり。(序) 

 櫻花はわが国民の性情の権化なり。わが櫻と同じき樹は外国になきにあらずといへどもわが国の花より麗はしく咲けるはなしとぞいふ。(はしがき)

 うおう! 文語文だ! 歴史的仮名遣ひだ!!

 若しわが国に古いにしへより櫻といふ花なかりしものとせば、わが国史の成迹せいせきは果して今日の如くにてあるべきか。敷島の大和心を朝日に匂ふ山櫻にたとふるを国民がげにもとうなづくは何によりて然るか。花は櫻木人は武士といふ諺また何の故に永く生命を有し来れるか。ああ櫻は大日本国と離るべからざる花なり…

 まさに「桜咲く国」♪なわけですね(^^) 歌劇もうたふ、国文学もうたふ。この国は桜の国、人か桜か花か吹雪か――

 本編は、上古の章から始まり、花といへばすなはち桜をさす、ことは遠くこの頃にさかのぼるのではないか、と都の名から神のおん名、記紀万葉の古歌から”ツアー”が始まります。これ、本文を読むことが即文語文に慣れることになるし、これで古典を”概観”できてしまふなんて、かなりおトクな本かもしれません(^^)

 巻末の附録に、「これはとりとめのない漫談である」といふ書き出しで、「はな」と題する現代文のエッセイが載つてゐます。あとがきからよみたがるいつものクセがでたな(^^); 桜がこれほどまでに日本人の性情の「権化」である所以について、桜はひとつひとつの花の美はさほどでなくとも、無数の花があつまつて雲か霞かとまがふほどに咲くところにえもいはれぬ美がやどる、
「櫻の美は実に多くの花の集合した全体の上にあらはるる美である」と説かれたところに、ナルホド…と感じ入つたことでした。

sakura3.gif
ウチのちっちゃ桜も咲いたですよ~(^^);
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